2011-01-01から1年間の記事一覧

Scolopendraを研究している人はいるらしい。 チューイングガムをだいたい2週間ほど噛み続けると粉になる。噛んでいると突如弾力が無くなり崩壊する。本当に「崩壊する」という表現がぴったり。初めて体験した時には相当びっくしりた。

バルス!

ポムじいさんが坑道で暮らしているのはメクラチビゴミムシを探すためだという。

昨日、ゲニタリヤ学会にて勉強したオオムカデ属Scolopendraについてさらに調べてみた。未記載種や地域変異がかなりあるようで、研究する人が出てきて分布や分類の概要がわかってくれば相当面白そうな分野のようだ。藤木君やってくれないかなあ。 明日はナウ…

日本ゲニタリヤ学会第一回九州支部会が鹿児島大学で開かれた。関西のK大学に本部がある全く格式のない学会である。活動内容は多岐にわたるが、ゲニタリヤ学的な何かをなんとなく追及したいと志す者であればだれでも入会可能である。今回、九州におけるゲニタ…

タトウ標本を整理していたらこんなムシが出てきた。洞窟や地下浅層性と言われるJujiroa sp.。ヒラタゴミムシの仲間である。属名は石川重次郎博士から。地下での生活に適応するために複眼が完全に退化しており、興味深い姿の持ち主。近縁属のもっと凄い種類に…

昨日と打って変ってDNAのハナシは皆無。小学生の講演も光っていた。もう勝てる気がしません。それから色んな人がこのブログを読んでいるらしいことがわかり、複雑な気分になった。ハズカシイのであんまり見ないでください。学会終了後、九大の某蜂屋二名が我…

支部会一日目。DNAのハナシが多め。それからQ大率多し。そして膜翅学会じゃなかろうかと思うほどハチ・アリの講演が多い。懇親会後、なぜか研究室で前田さんと松村さんのギター伴奏に併せて福山雅治の「HELLO」を熱唱。バンドを組もうという話になった。バン…

生きもの屋にはそこそこ有名なヘリジロツケオグモPhrynarachne ceylonica。思っていたより少なくないようだが、にわかクモマニアには十分魅力的なクモで見つけた時は嬉しかった。2011年4月、西表にて。本土にはカトウツケオグモP. katoiが分布するがこちらは…

久々に金曜に学校に行った。授業の終わりに以前から気になっていたナメクジの天敵について質問したらコウガイビルの仲間とマイマイカブリが重要な捕食者であろうとのこと。帰り際、正門前でレッドブルが配られており、無料で飲むことができた。 金曜ロードシ…

愛車の黄カブのチェーンが伸びてしまったので昨日バイク屋で交換の見積もりをしてもらったら、一万五千円ほどかかるらしい。ただし、部品代は六千円で他は工賃だという。こんなものなのだろうか。チェーンカッターさえあれば自分でできないこともなさそうな…

よつばと! 11 (電撃コミックス)作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/11/26メディア: コミック購入: 23人 クリック: 1,275回この商品を含むブログ (312件) を見るよつばと11巻を早く読みたいなーなんてことを考えて…

ボルネオの雲雨林にいきたいなーなんてことを考えていたら一日が終わった。 あり得ないことに生研新部長のF木君が来月鹿児島大で開かれる昆虫学会支部会の申し込みをまだしていないというので、農学部に連れて行き、参加の申し込みをさせた。自分が通ってい…

昨日今日と顕微鏡をのぞき続けていたら急激に視力が落ちた。将来が本気で心配。

アダンソンハエトリのマミちゃん

今日久々にマミちゃんに会いました。アダンソンハエトリHasarius adansoniのメスです。忘れてころに出てくるのですが、なかなかシャイですぐに隠れてしまいます。しかし今回は幸運にも彼女の近影を撮影することができました。 キーボード周りが汚いですね。…

AO入試があるとかないとかで授業は3限のみ。それにしても寒い一日だった。部屋の中にいても外の冷気が窓を通して部屋に伝わってくる。明日はさらに寒いそうだ。 永幡さんのブログのトップ写真がとても美しく息をのんだ。こういう風景の中に一日のんびりと身…

昼過ぎに長利さん親子がハチ展の展示で使われたハチ類の標本を届けてくれた。来月の昆虫学会九州支部会でこれまでの成果について発表するそうなので僕がそれらの同定内容を再チェックすることになった。 御当地ヒーロー薩摩剣士隼人という番組が鹿児島では放…

夜に大阪のアクアリウムショップGreen noteの店主さまからハオルチアの鉢植えが届く。予想以上に素晴らしい株ばかりでビックリ。ありがとうございます!大事に育てます!!

夏からずーっとどこに行くにしてもビーサンを履いているのだけど、そろそろ辛くなってきた。何が辛いのかというと寒いからという理由以上に、学校からの帰りなどにお店に入った時の他人の視線が痛い。そろそろ靴(と靴下)を買いたいけれど、まだがんばれそ…

昼から大学に行き、絵を描いた。出来はあまり納得できないものだったが、幾分進歩できただろう。気付いたら日が暮れていて、帰ろうとしたら凄い風と寒さだった。

先日屋久島で採集したカモドキサシガメの一種。体長約7mmほど。手元の検索表で落としてみるつもりなので、結果が判り次第記事にしたい。しかし実物を見て思ったのだが、CO2に寄ってきた個体はカを食べようとして集まったとは考えにくい。少なくとも同所的に…

生命は細部に宿りたまう――ミクロハビタットの小宇宙作者: 加藤真出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/10/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 66回この商品を含むブログ (7件) を見る昨日買い、授業中にそのまま読み終わったのだが、流石加藤先生。凄…

忙しいけど忙しくない。けど本当は何もしたくないだけ。レポートとか短報の原稿書きとか。 色んな人と色んな約束をしたことまでは覚えているのだけど、内容が思い出せない。また誰かに怒られるのかなあ…

先日の屋久島でヤッコソウ調査のお手伝いをさせていただいた末次さんは京大の加藤真研の院生の方だったのだけれど、今まで会った生き物屋の中でもトップレベルの情熱と実力をお持ちだった。僕自身考え方や視点のレベルがいかに低いものなのかが思い知らされ…

今日は桜島での実習。うちの学科の実習は桜島か吹上浜にしか行かないから正直もう飽きた。終始眠く、立っているだけで精一杯だった。しかも実習は40分くらいで終わり、なんとも味気ないものだった。 ドイツから帰ってきた前田さんから受け入れ先の博物館のボ…

朝目覚めて朝食。それから尾之間の調査地に向かうつもりが、バイクのチェーンが途中で外れてしまって立ち往生。ガソリンスタンドで直してもらっていたら、フェリーの時間が迫ってきてしまいそのまま帰ることになってしまった。末次さんには本当に申しわけな…

屋久島のカマドウマ類

昼ヤッコソウの調査地近くにてシュロの枯れた葉っぱよりカモドキサシガメの採集に成功する。夜に同地をもう一度訪れ、今度はカマドウマ探し。課せられたミッションはなんとか達成できた。 ヒナアメイロウマNeotachycines kanoi Sugimoto et Ichikawa, 2003 e…

いろいろあって今日から屋久島入り。船内では爆睡。昼過ぎに上陸。港で生研の後輩に会った。屋久島を縦走してきたらしい。京大の末次さんと尾之間で合流してヤッコソウのポリネーターの調査をする。しかし成果は上がらず程なくして山から下り尾之間温泉に入…

寒し。部屋に水槽をおけば少しは暖かくなるだろうか。水槽置きたいなあ。 明日から14日まで屋久島に行ってきます。良い天気が続くことを望む。

最近気付いたら夜中の3時4時、というようなことがしばしば(cf. この記事の更新時間)。よくないなー。

明日から学祭準備ために休講らしい。期間中は大学に近づきたくないので、明後日から屋久島に避難することにした。とある調査の手伝いをすることになっており、費用などは先方がすべて出してくれるとのことなので申し分ない。僕自身も屋久島のカマドウマを頼…