写真:生きもの

久米島の浜で拾ったアシブトメミズムシである。越冬間近なのか、5センチ四方の砂中にこれだけの数が集団でいた。

クロイワトカゲモドキ、先日紹介のクメトカゲモドキの原名亜種。 赤い光彩がクメトカゲモドキとの大きな違い。 今回観察したのは沖縄本島南部産の個体で、北部産の個体とはかなり印象が異なる。 10分近く撮影を続けたにもかかわらず、その間全く微動だにしな…

晩秋の久米島は台風17号の影響もあってとても乾いていた。多数の初記録を期待したハチ・ハエはまったくダメだった。しかし、爬虫類に関してはなかなか上出来の2日間であった。 クロイワトカゲモドキGoniurosaurus kuroiwaeの久米島亜種Goniurosaurus kuroiwa…

生研の活動に(珍しく)参加して、桜島の海釣り公園に魚釣りに行った。アカオビハナダイを狙っていたのだが、首尾よく得ることができた(ただし、僕が釣ったのではなく、他の部員からのいただきものである)。帰りに温泉にも入り、部室に戻ったらハナダイ以…

花芽が出てきております。ちなみに無印で買ったわけではない。 ちょっとヤなことがあった。 偽物語を見た。前シーズン同様、テンポ良い会話劇が相変わらずツボです。また独特の映像演出も好きなので原作を読んでいても十分楽しめる。黒齣や作画の乱れは割合…

ミツデヘラシダ。西表島にて。属名のMicrosorumの方が有名かもしれない。水中化し、丈夫なのでアククアリウムの世界では古くから数多く流通しているが、日本での分布は石垣島と西表島のみなので自生地での姿を実際に見たことがある人は少ないだろう。 こちら…

西表島の休耕田。八重山諸島には環境の良い湿地が多い。ここはその中でもかなり植生が豊かな場所の一つ。本土にはこれほどの場所はめったにない。 様々な湿性植物が見られた。 ミズワラビ ガガブタ? 訪れた時期が春だったために、全ての植物は出揃っていな…

みんな大好きボクも大好き(リホコさんくらい好き タナマチさん程ではない)まんまるこがね。石垣島にて。見つけた成虫はなぜか泥状に腐食した部分に食い込んで死んでいた。一緒に木に登って採った大阪のY君との会話が忘れられない。 「うへへ!いっぱい採っ…

カゴメランGoodyera hachijoensis var. matsumurana 石垣島にて。所謂宝石蘭(ジュエルオーキッド)の仲間。この種は探せばたくさん見つかるが、キバナシュスランはかなり少ない。

ユキさんちにいたネコ。久部良の港で揚がったカジキの肉をおいしそうに食べるグルメなやつだった。

昨日のススキつながりでヨナグニトゲハムシ。与那国特産種で、ススキの葉鞘部の間隙に棲んでいる。同様の環境にはホソキボシアオゴミムシも見られる(はずだけど見つけられなかった)。 とまあここ数日八重山の生きものを紹介しているのだけれど、自分の好き…

与那国島のナンバンギセル。与那国島のやつは珍しいのかと思って京大の末次さんに訊いたところ、かなりの広域分布種で分布していてもおかしくないとのこと。イネ科植物に依存する寄生植物で、このようにススキの根元に目立つ花を咲かせている姿をよく見る。

今日は与那国島、夜の沢の生きもの特集 与那国島には河川が少ないですが、それでもこの程度の沢はいくつかあります。この沢に夜間、とある生き物を求めて入りました。 まずは日本では与那国特産種、トゲアシアメンボ。日本産アメンボの中の美麗種として「ゲ…

今年の春に与那国島で見つけた謎のゼリー状の物体。触るとぶよんぶよんしていて簡単に崩れる。浜に沢山散乱していた。軟体動物のような雰囲気だが生き物なのか人工物なのかも判然としない。だれかこの謎の物体についてご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ…

タトウ標本を整理していたらこんなムシが出てきた。洞窟や地下浅層性と言われるJujiroa sp.。ヒラタゴミムシの仲間である。属名は石川重次郎博士から。地下での生活に適応するために複眼が完全に退化しており、興味深い姿の持ち主。近縁属のもっと凄い種類に…

生きもの屋にはそこそこ有名なヘリジロツケオグモPhrynarachne ceylonica。思っていたより少なくないようだが、にわかクモマニアには十分魅力的なクモで見つけた時は嬉しかった。2011年4月、西表にて。本土にはカトウツケオグモP. katoiが分布するがこちらは…

現在飼育中の石垣島特産のスエヒロシリアゲアリCrematogaster suehiro Terayama, 1999 鹿児島県立博物館で絶賛開催中の「ハチ展」を見に行ったのだが、何と休館日だった!!入り口前で一人発狂しそうになった。 ヘンな人たちとのつながりがますます増える。…