昨日の続き。順番が前後するが、ネットインした虫に最初に処理を施すコールドスプレー(無香料)とおとなしくなった虫を入れる毒瓶。毒瓶は100円ショップの調理用具コーナーに売っているブラスチック製の瓶を流用したもの。この瓶は容積が大きいため、蒸れにくく、虫の微毛などが濡れて倒れたり剥げたりしない。間違ってもチャック付きのビニール袋の中で虫を酢エチ浸けにしてはいけない(最近よく見る)。中に同じく100円ショップで売っている包装用の細長く、くしゃくしゃした紙(正式名称不詳)を入れて、吸湿と緩衝材の役割を持たせるようにしている。この毒瓶はハチ・ハエだけでなく、鞘翅目から半翅目まで幅広く使うことができる。

それともう一つ、穴のあいたチャック付きビニール袋が入っており。袋の中のティッシュペーパーを酢酸エチルで湿らせて、薬品が虫体に付着しないようにして使う。