自分の中でいまアツい海外

1. モンゴル
この前、研究室にある「モンゴル・スフェシフォルミス」と書かれた箱を開けてしまったのが運のつき。まるでケラのような前足を持つCrabro、ガラス細工のような美しいPhilanthus、奇怪なるクビナガ系のLesticaなど日本では考えられないほどの珍奇な蜂がさも当然のように並んでいた。これは蜂屋を引退した身としても行かざるを得ないだろう。8月あたりに行けないだろうか。モンゴルは高緯度かつ内陸に位置するので、夏が過ぎれば急激に寒くなり、採集のシーズンが限られてしまうところが惜しい。

2. ニューギニア島イリヤン・ジャヤ)
単純に「未開の地」という印象から。山根先生も一押し。行くことができれば、いろんな意味で思い出に残る旅になりそう。PNG側は危険らしいので、インドネシア領の西イリアンに行きたい(こちらも危険なことには変わりがないけど)。

ああもう、海外に行きたい行きたい。こんなに時間とお金を自由に使うことができるのは今が最初で最後だろう。できることなら一年間休学して、思う存分虫採りしまくりたい論文書きまくりたい。絶対貴重な経験になると思う。