朝早く起きたので五木村を探索。

立派な茅葺の民家。


頭地という五木村の集落に泊ったが、この写真で町の中心部をすべて映している。右手には急峻な山、左手には川辺川が作った谷であり、そのはざまにできた小さな平地にへばりつくように集落がある。

みんなも起き出したので今日はアリを採るという先生のリクエストで標高を上げて採集することになった。僕が何度かいったことがあるという理由で某峠へ。人工物が無いためか、あまり成果が上がらない。霧吹きで笹の上に吹きかけたジュースに辛うじてEctemniusが一頭来た。

峠道までの間にあった茅葺のトイレ。風も吹いていてなかなかよい採集ポイントだった。屋根にモンキジガバチ、板壁に出来た小穴の周りを飛んでいるマエダテバチの仲間を採った。もう少し粘れば、セイボウなどがたくさん採れそう。

少し移動し二本杉というところのお茶屋でヤマメの塩焼きを食す。夕方は再度昨日のノブドウへ行ってみた。昨日と同じくハチ数が多い。Nissonidaeの類も採れた。多分Eogorytesだろう。これは嬉しい。

日も傾いてきたので次の目的地の阿蘇へ。ここでも阿蘇の道の駅へ泊った。テントが足らないので一番年下である僕だけが外で眠ることに。夜中は急に隣の車の警報装置が作動したり、一晩中アイドリングしていてかなりの排ガスを吸ったこと以外は快適だった。ペルセウス座流星群も見られた。