実は昨日寝る前に恐ろしいことが発覚した、どうやら一眼レフを昨日の栗野岳に置いてきたのである。4限の生物多様性論のテストも上の空(落ちない程度にはできたと思うが)テストが終わるとすぐに片道2時間かけて栗野岳に戻る。大変幸いなことにカメラはすぐに見つかった。せっかく遠くまで来たので昨日のゼフィルスポイントをチェックしてみた(もちろん栗野のカシワ林とは別の場所)雨が降ったらしく長竿で叩くと盛大にしずくが落ちてくる。しばらく叩き続けると一頭だけひらひらと竿の届く場所に降りてきてくれたものをネットインできた。暗くなってきた中でもはっきりとわかる青みを帯びた輝きから一瞬にしてFavoniusのものだとわかった。家に帰って調べてみるとエゾミドリだと同定できた。小さいころから長い間憧れてきた蝶に出会えた瞬間だった。擦れてしまっていたがとても思い出深い採集品になるだろう。