雨が降ったりやんだり。山根先生から故永冨先生が書かれたアナアブのモノグラフをいただいた。全世界の種が載っているし、なんと化石種まで紹介されているというキチガイじみたもの。しかし残念ながらこのグループは日本にはいない。中国とアフリカが分布の中心なよう。幼虫はアリジゴクのような生活をしているだという。成虫はムシヒキやシギアブに似ていて格好いい。
夜は標本を作った。ムシヒキアブのなかま(特にAsilinae)に似た種が多く全く同定できない。農学部にある永冨先生の文献に何か良いものがあればいいのだけど。それから生研の部室から北隆館の図鑑を借りてこよう。これでだいぶわかるはず。